追憶の森
2019
01
26
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こんにちは。
寒波でこちらも今日はとても寒いです。
心配された積雪は
今のところ「舞う」くらいですが
明日いっぱいは猛烈に寒いみたいですので
どうぞ温かくお過ごしくださいね。
昨日たまたまテレビをつけたら
BSでマシュー・マコノヒーが映っていて
彼の映画は結構好きなので
なんの映画だろうと思ったら
「追憶の森」をやっていました。
ガス・バン・サント監督が
自殺の名所と言われる青木ヶ原樹海を舞台に
マシューと渡辺謙さん共演で描いたミステリー。
ミステリーといわれますが
ミステリー? う~ん。。。
とてもスピな映画とでも言いましょうか
映画のなかに
たくさん伏線は散りばめられていて
それがラストに向かい
繋がり解き明かされていくのは
ミステリーなのかもしれないけど
結末には 心が熱くなります。
ミステリーというより人間ドラマでは?
なぜ
アメリカからわざわざ
この樹海に来たのか
時折挟み込まれる過去の出来事とともに
樹海内のドラマも進行していき
やがて マシュー演じるアーサーが
謙さん演じるタクミに
「なぜ 自分はこの場所に来たのか」
を 打ち明けるシーンは
天使とニンゲンの会話のよう。。。
そして
結末へと進んでいくストーリーは
飽きることなく釘付けになります。
アーサーの奥さんが亡くなる回想シーンは
突然の幸せを奪われる
まさに衝撃的なシーンです。
アメリカ人の描くニッポンは
ホントの日本をよく知らない方が
作ったのがまるわかりで
よく違和感を覚えますが
この映画でも 残念ながらそれはあって
でもかなりのところを
渡辺謙さんがアドバイスをされ
なるべく違和感のない日本を描こうとしたそうです。
なのでツッコミどころも確かにあります。
細かいところは ちょっと無視してください(笑)
自分と向き合うドラマなのと
「天使」という言葉ではなくとも
自分を守ってくれるナニカがいて
こちらには見えなくても
ずっと愛を送り続けているということを
心から感じる 温かい映画。
オススメです


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